不動産鑑定士 公認会計士 ダブルライセンス

不動産鑑定士と公認会計士のダブルライセンス メリットは?

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不動産鑑定士と公認会計士のダブルライセンスの保持者はどのようなメリットが
あると思われますか?
まず、不動産鑑定士とはどのような職業かご存知でしょうか。

 

不動産というのは景気などによって大きく作用され値段が大きく変わるものであることは
多くの人が知っていることでしょう。

 

しかし、その値段を鑑定するためには多くの専門的な知識が必要になります。
その知識を持っていることを証明する資格がこの不動産鑑定士なのです。
不動産鑑定士とは不動産の値段の鑑定を行うことができる唯一の資格です。

 

そのため、他に代わりがいないため必ず社会に必要な仕事ということができます。
不動産鑑定士は最終合格率2〜3%の難関資格であります。

 

試験について言えば、短答式試験は論文試験に比較すれば難易の程度は低いですが、
宅建試験に比べるととてもハイレベルです。

 

その後、相当な努力を注いで論文試験に合格したとしましても実務修習が待っています。
これがまた曲者で、これをクリアして鑑定士になるまで更に時間を要することとなります。

 

ちなみに、不動産鑑定士は開業できる資格ではありますが、意外に社内鑑定士として
携わっている方も多いです。

 

給料を見ると、鑑定士合格者は大手事務所と言っても、論文合格者で300〜400万位
ではないでしょうか。

 

多いと見るか、少ないと見るかは何とも言えません。
一方、公認会計士の合格率については6%台から9%台程度となっています。

 

合格率から見ると、鑑定士のほうが難しいように見えますが、各々受験志望者数や
合格者数も異なるため、一概には言えません。

 

2010年の合格率からは旧試験制度並みの約8%になり、 この年以降については、
以前の難易度に戻りつつあります。

 

就職についても、公認会計士は受験合格者の減少により、近年は、大手会計法人への
採用枠は増えつつあるようです。

 

公認会計士は知名度はありますし、税理士業務も行えるので税理士を目指すなら
会計士になった方がメリットは大きいとさえ言われています。

 

ちなみに公認会計士の初任給(残業含む)は600万円前後で、将来は1000万円を
超えることも期待することができます。
不動産鑑定士と比べると、200万円〜300万円は多いようです。

 

ところで、鑑定士と会計士のダブルライセンスのメリットについてお話したいと思います。
不動産業の監査をするにあたっては不動産鑑定士としてのキャリアはかなり重宝
されると考えます。

 

不動産物件の仕入れや建物のみの会計上の評価にあたり鑑定書を取得していますが、
公認会計士の資格のみでは、当該鑑定評価書の内容が妥当か否かは判断することは
できません。

 

またデューデリジェンスで調査対象となる会社が保有する物件の価値を算定する業務を
監査法人で受託することがありますが、デューデリジェンスを遂行する上でも非常に詳細
な調査が可能になり、業務に役に立つと思います。

 

試験についてのメリットといえば、公認会計士と不動産鑑定士は、どちらかに合格していると
民法や会計学、経済学に免除科目があるので、試験科目が少なくなるという利点があります。

 

最初に不動産鑑定士を取得した後、公認会計士を受験するかたも見受けられますが、
これは会計士の経済学は非常に難しいために、鑑定士を合格しておいて、経済学を
免除科目にしたいというのがその動機のようです。

 

他方で、資格を取るためには、試験に受かるだけではなく、公認会計士も、不動産鑑定士も
実務補習を受ける必要があります。

 

意外と知らない方が多いのですが、これが結構時間を要するので、資格取得の厳しい
要件になります。

 

公認会計士と不動産鑑定士のダブルライセンスを取得したいと考えておられる方も、
不動産鑑定士の実務補習の負担が重いことから、メリットが薄いと考えて断念することが
多いと聞きます。

 

以上より、若い人が受けるのならば、公認会計士が良いでしょうが、30歳以上の人が受験を
志すのであれば、不動産鑑定士の方が良いかも知れません。

 

資格を選択するにあたって、給与や報酬が多いこともとても大切な要因ではありますが、
仕事の面白みに魅せられてそれぞれの資格を目指していただくことも動機のひとつにしても
いいのではないかと、個人的には考えています。

 

面白くない仕事は給料が高くても辛いものですよね。
是非、ご自身がやりたい仕事という目線で選んでみて下さい。

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