不動産鑑定士 司法書士 ダブルライセンス

不動産鑑定士と司法書士のダブルライセンス メリットは?

Sponsored Link

不動産鑑定士と司法書士のダブルライセンスの保持者はどのようなメリットがあると思われますか?
不動産鑑定士は、地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、 「適正な地価」を
判断します。

 

つまり、不動産鑑定士は、不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての
専門家でもあります。

 

このほか、コンサルティング作業としては、不動産のエキスパートとして広く個人や企業を対象に、
不動産の有効活用、開発計画の策定をはじめとする総合的なアドバイスを行っており、
その社会的・公共的意義は大きいと言えます。

 

一方、司法書士は、法務局や裁判所に提出する書類の作成や登記申請代理などを行うことを
主な仕事としています。

 

不動産鑑定士は、「現場」での測量や鑑定などを主たる業務とするため出張も多いのに対し、
司法書士はどちらかというと所内での事務的作業が多いようです。

 

司法書士や不動産鑑定士の資格を取得することは、独学では厳しく、また勉強時間もかなり
確保する必要があります。
どちらの資格も、働きながら取得することは、かなり困難な方法だと思われます。

 

不動産鑑定士は短答式・論文試験があり、まぐれで合格することはありません。
司法書士はといえば、合格点数が8割り程度なので、1問のミスが命取りになる難関試験です。

 

ところで、司法書士の最近の仕事についての近況ですが、特に不況によるためか、バブル時のような
定型パターンの仕事はかなり減って来ている状況のようです。

 

その代わり、さまざまな要因が絡み合って複雑で、他業種との連携が必要な業務が増加傾向にあります。
特に、不動産がらみの、多重債務がらみの不動産処理業務が増えているようであり、不動産業者との
連携は密にする必要があるそうです。

 

最近の不動産価格は、路線価格や公示価格と時価との乖離が大きく、指標とする資料がないことから、
売買取引価格などは、不動産鑑定士に(簡易)鑑定を依頼している業者も多くなっています。

 

司法書士も不動産鑑定士も、「不動産」を所与とした仕事であるので、司法書士業務ができれば、
ますます、仕事の幅も増え、やりがいも出てくるのではと思います。

 

このように高度の専門知識が必要となる、両資格ですが、ダブルライセンスを取得することの
メリットを考えると、まず、不動産を扱うという意味では、司法書士は充分役立ちますし、
権利の登記関係は自分できっちり行うことができ、表示登記は土地家屋調査士へ依頼し、
不動産の鑑定は不動産鑑定士として自ら行うことが可能です。
ただ、不動産鑑定士の仕事をしながら、司法書士の仕事をするのは大変だと思います。

 

1人でこれらの業務を一緒にするのは可能ですが、結局はどっちつかずで中途半端になるという
最悪のパターンには気をつけたいです。

 

私の知る限り、司法書士として活躍されている方がダブルライセンスとしてお持ちの資格は、宅建、
行政書士を中心に、ファイナンシャルプランナーなどが多いようです。

 

逆に司法書士として関係が深いと思われる、土地家屋調査士や不動産鑑定士のダブルライセンスを
保有している方は意外に少ないみたいですね。

 

なぜなら、それぞれが高度な専門性が必要とされる専門家であるために、1人で仕事をせずに
分担しているからです。

 

ダブルライセンスで資格を取得して兼業するのは、自分次第ですのでやれば何でも可能です。
ただし、何を目標とするかによって変わるという事が大切であって、ただ単に「ダブルライセンスで
別の資格を看板に掲げたいだけ」なのか、「複数の有資格者を揃えてあらゆるニーズに応える
事務所にしたい」のか、その目標によりメリットや取得する意味が変わるということです。

 

なので、しばらくは不動産鑑定士の資格一本で頑張って仕事をして、その仕事上、司法書士の資格が
あれば本当に便利なのにと思った時、取得するのが、一番良いと思うのですが、いかがでしょうか?

Sponsored Link
Sponsored Link

サイト理念

不動産鑑定士とは

他資格との比較における難易度

ダブルライセンスのメリットとは

不動産鑑定士の年収は

不動産鑑定士試験を突破するには

不動産の基礎知識の情報館

不動産の法務局調査

不動産取引の流れ

不動産価格の査定の実務

不動産取引に必要な融資の基礎知識