民法 土地 所有権

民法で土地の所有権の及ぶ範囲とは?

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民法で土地の所有権の及ぶ範囲とはどこまでを言うのでしょうか?

 

【「土地」とはどういうところを指すか】

 

「土地」の定義

 

「不動産」の定義と違って、法律では「土地」についての明確な定義が見当たりません。
デジタル版「大辞泉」を参考にみてみると、今回、ピックアップするべきという意味においては、
「耕地や宅地だったり、さまざまに利用する地面。地所」くらいのものでした。

 

地面は地球の陸地というわけで、半永久的に広がるものではありますが、こういった地面を
人間が線で区分けして自らの土地にして田畑を耕したり、建物を建てたりといったように
いろいろと利用しています。

 

この線のことを「境界」と呼んで、山の尾根や川などがわかりやすいので境界になることが
多くあるのです。

 

また、この境界に沿いながら塀を作成したり、木を植えたり、杭を埋めたりして、自身の所有だ
ということをわかりやすく周囲に公表しているのです。

 

このようにして地面を区切って自身のものであるとアピールできると、第三者が勝手に
出入りしたり、勝手に利用したりできないようになります。

 

【土地の所有権の及ぶ範囲について】境界は一般的に、目に見えないこともあって、
残念なことによく争いの原因になります。

 

お隣さんとの境界でもめたり、それに留まらず国同士でもめることだってあります。
不動産は高額な財でありまして、かりに1mたりとも境界が変われば、大きな金額の
差になるでしょう。

 

杭を打っても地震で地面が動けばそれにつれて杭も移動するし、尾根や海岸、河川は
長い年月で生じる浸食などによって変化してしまいます。

 

そこで、国では境界を登録申請する制度を作り、図面で境界がどんなところにあるか、
どんな人でも確かめられるようにしています。

 

所有するということは、誰にも邪魔されずに思うが儘に利用することができるということです。
土地の所有は、その土地の地下と空中にも及びます。

 

民法には、「土地の所有権は、法令の制限内において、その土地の上下に及ぶ」と
規定されています。

 

どのあたりまで及ぶかに関しては諸説見受けられますが、不動産の話をする限りでは、
人間が合理的に使用することができる範囲と考えることが現実的で、地下は
「井戸を掘ることが可能なところ+α」まで、空中は「建物が建てられる範囲十α」程度で
イメージすることが妥当ではないかと考える次第です。

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