建物 耐用年数 減価償却

建物の耐用年数で減価償却すると価値はどうなる?

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建物の耐用年数で減価償却すると価値はどうなるなおでしょうか?

 

【使えるのに「価値ゼロ」とは?】

 

新築の家はとても気持ちのいいものです。
しかし年の経過とともに、家は少しずつ古くなります。
同様に不動産としての価格も少しずつ下がっていきます。

 

よく木造の家は、お年で価値がゼロになると言われるのですが、
建物自体はまだまだ使えます。

 

まだ使えるのに、価値がゼロというのはどういうことでしょうか。

 

国土交通省の『平成20年版建設白書』によると、日本の平均的な
住宅の寿命は30年です。

 

ちなみに平成8年版では26年だったので、少しずつ寿命は伸びているのですが、
経済的な価値としては25年から30年でゼロになるというのは、統計的にもそう
間違ってはいないことになります。

 

【耐用年数と減価償却のしくみ】

 

不動産にかかる相続税や固定資産税、不動産取引、抵当権の設定
といったことで、不動産の価値を測定することは重要ですが、不動産は
同じものが二つとない財産なので、その一つひとつを専門家が毎年
調査して価格をつけるとなれば、途方もない労力が必要です。

 

そこで、建物の寿命と経過した年数、新築時はいくらか、という数字を使い、
建物の価値を簡単に計算できることにしました。

 

木造住宅の寿命=25年として簡単に価値がわかるようになれば、
不動産の価値を知りたいという社会経済の要望がある程度
満たされることになります。

 

建物の寿命のことを「耐用年数」と言います。
つまり木造住宅の耐用年数=25年ということになります。

 

新築後の年数を「経過年数」、新築時と同じものを現在建てると
いくらになるかを「再調達価格」と言います。

 

これらを使って、下記のような式で建物の価値を表わすことができます。
平たく言えば耐用年数が25年だと12年で価値が半分、
25年で建物の価値がゼロになる、というわけです。

 

これを減価償却といいます。
重要なので繰り返しますが、価値がゼロだからと言って、
決して建物として使えない、というわけではありません。

 

価値観は人それぞれ異なりますが、建物の価値とは
一定のルールで計算した数字に過ぎないわけです。

 

【建物の価値の計算方法】

 

建物の価値=再調達価格×(耐用年数−経過年数 / 耐用年数)

 

(例)10年経過した建物

 

 2,000万円×25年−10年 / 25年 = 1,200万円

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