バルクセール 不動産

不動産のバルクセールとは?

Sponsored Link

【バナナの叩き売り?】

 

「バルクセール」とは、一般の方には、あまり聞き慣れないと思いますが、
不動産やサービサーの業界においては時々耳にする言葉です。

 

「バルク」は英語で、「大きさがかなりあるもの」という意味で、不動産の世界に
置き換えると、「たくさんの不動産をまとめて売ること」と言っても良いでしょう。

 

あえて意訳するとすれば「大量不動産の抱き合わせ販売」と言っていいかもしれません。

 

不動産は高額な商品=財であり、人間の生活と活動に欠くことのできない必要なもので、
さらに同じものが二つとしてないという特徴を持つことから、一つひとつの物件ごとに販売する
のが普通です。

 

その意味では、少し想像することがむずかしいかもしれません。

 

バルクセールにおいては、100件、200件(あるいはそれ以上)の不動産を
ひとまとめにして売買します。

 

しかも個々の不動産は、全国に点在していて、価値のある不動産と無価値の
不動産をあえて一緒にして抱き合わせて販売する方法となります。

 

当然、億単位の取引になりますから、個人ではなく資金力のある法人の
市場が形成され、一つひとつの不動産に値段をつけるよりも全体として
3?4割以上安く購入することができます。

 

バルクセールの価格評価を行なったことがあるかたの話では、ひと山いくらのバナナを
扱っているような感覚と、その金額の大きさ(案件によれば、総額百億単位になることもある)
に不思議な感情を抱いたことを覚えていると話されていました。

 

この取引のメリットは、玉石混交の不動産を割安で購入して、バラバラに商品として
販売することによって、全体としては利益が生まれるということにあります。

 

バルクセールで大量に不動産を購入し、一つひとつていねいに販売する手法を、
業界用語で「粉もの屋」と言ったりします。

 

小麦粉や砂糖など、袋で買って少しずつ取り出して使うイメージが
バルクセールのしくみと重なるからでしょうか。

 

【実は債権にもあるバルクセール】

 

返済できなくなった住宅ローンなどをサービサーが債権として購入することは
ご存知でしょうか?

 

世の中の債権の数も不動産と同様にまた膨大にあるので、債権も数百から
数万の単位にまとめてバルクセールされることがあります。

 

その場合には、サービサーは市場価格よりも、さらに割り引いた価格で
購入する(=仕入れる)ことができるわけです。
これも知っておくといいでしょう。

 

 

【債権バルクセールとは?】

 

担保付の債権(優良債権)+担保処分が完了した債権(ポンカス債権)

 

●ポンカス債権

 

もともとはワラント債(新株予約権付社債)で新株予約権を切り離した
社債部分を言う。

 

リスクが高く回収の見込みが小さいことや、語感からあまり役に立たない
債権という意味で使われることもあります。

Sponsored Link
Sponsored Link

サイト理念

不動産鑑定士とは

他資格との比較における難易度

ダブルライセンスのメリットとは

不動産鑑定士の年収は

不動産鑑定士試験を突破するには

不動産の基礎知識の情報館

不動産の法務局調査

不動産取引の流れ

不動産価格の査定の実務

不動産取引に必要な融資の基礎知識