マンション 購入 調査

マンションを購入する際の調査と内容について説明します。

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マンションを購入する際の調査と内容について説明します。

 

マンションの調査ポイントは依頼者にとって予期せぬことがないか、勘違いがないかを
調査で見極めることです。

 

戸建と違い、建物を他の人と共有しているわけですから、所有者が知らないところで
何かがあって当然だからです。

 

なお、管理会社に管理を委託している管理組合は、管理会社が発行する
「重要事項調査報告書」と所有者が持っている「管理規約」を確認できれば、
重要な調査ポイントを調べることができます。

 

予期せぬことと勘違いがないかが調査のポイントとなります。

 

一方、管理会社に管理を委託していない、もしくは、一部のみ(おおむね清掃のみ)
を委託しているマンションもあります。

 

このようなマンションは区分所有者自らが管理することから、自主管理マンションと
呼ばれています。

 

昭和40〜60年代に建てられた団地形式のマンションによく見受けられる管理形式です。
この場合、調査が容易とは言い難くなります。

 

自主管理マンションの場合は、管理組合の理事長にヒアリングをして管理状況を
聞き出すのが一般的です。

 

なかには書面で管理状況を教えてくれるところもあるかもしれませんが、私の経験では
電話によるヒアリングのみでした。

 

ただ、ヒアリングだけの場合、こちらの間違いや勘違いで誤った情報を依頼者に
伝えてしまう危険性も考えられます。

 

そこで必ずヒアリング結果の書面化を行い、理事長に内容を確認して署名押印を
してもらうか、できないなら目を通してもらうぐらいの確認作業を行うべきです。

 

1回のヒアリングでそのまま調査を終了するのは危険と言えます。
このように、自主管理マンションは必ず書面化を行うことが大切となります。

 

マンションについては管理会社よりも現場にいる管理人がよく知っていることがあります。
特にイレギュラーなことは管理人が的確に把握しています。
そのため、管理人には一度会って話を聞いておくことをお勧めします。

 

私が不動産会社に勤めていた頃の話です。

 

同僚が担当をしていたマンションが、契約してから数日後にタブロイド紙で「耐震偽装か?」
と指摘されました。

 

すぐさま管理会社の重要事項調査報告書を見直しましたが、やはり1行も
耐震のことは言かれてません。

 

そこで直接マンションへ行き、管理人や居住者から詳しく話を聞くことにしました。
さすがに管理人はよく知っていました。

 

「もうこの話は数カ月前からあり、先月には補修計画も居住者の方に話をしたん
ですよ」と概要を教えてくれました。

 

非常階段の鉄骨組みにボルトで接合されていないなど手抜き箇所があり、
それが回りまわって耐震偽装として報じられたようです。

 

このように、実際は耐震偽装ではなかったものの、そのことが重要かどうかは
買主が判断することなので、調査説明不足となり第一義的には私たちの
責任になります。

 

管理会社の調査だけではなく、契約前に1回は管理人と会って何か問題はないかと
聞いておくべきだったと反省しきりでした。
ひと手間を惜しんだ上でのトラブルと言えます。

 

ちなみに、買主は怒り心頭で、後日、管理会社はもちろんのこと、
県庁まで巻き込んでの対応になりました。

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