不動産鑑定士 司法書士 難易度

不動産鑑定士の難易度 司法書士と比較したらどうなのか?

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不動産鑑定士の難易度は司法書士と比較するとどのくらいだと思われますか?
不動産鑑定士は、不動産が存する地域の環境や様々な条件を考慮して
「不動産の有効利用」を判定し、 「適正な地価」を判断します。

 

つまり、不動産鑑定士は、不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な
利用についての判断も下す専門家であります。

 

このほか、コンサルティング作業としては、不動産のエキスパートとして広く個人や
企業を対象に、不動産の有効活用、開発計画の策定をはじめとする総合的な
アドバイスを行っており、その社会的・公共的意義は大きいと言えます。

 

一方、司法書士は、法務局や裁判所に提出する書類の作成や登記申請代理などを
行うことを主な仕事としています。

 

不動産鑑定士は最終合格率2〜3%の難関資格であり、司法書士の合格率についても
3〜4%程度となっています。

 

合格率から見ると、不動産鑑定士のほうが難しいように見えますが、各々受験志望者数や
合格者数も異なるため、一概には言えません。

 

それでは具体的に難易度を測っていきたいと思います。
まず、不動産鑑定士については、新制度となった平成18年度以降の試験を
前提として考えます。

 

現在の最終合格率は、各々3%前後で、概ね遜色はありません。
資格試験としての勉強の内容量について言えば、やはり司法書士の方が上でしょう。

 

但し、不動産鑑定士は、司法書士と比べてですが、勉強量は少ないものの、
試験科目の幹となる不動産鑑定理論を理解して、アウトプットできるようになるには、
相当高度な理解力が必要となります。

 

短答試験の問題が比較的容易であるために、「不動産鑑定理論は、大したこと無い。」
などとタカをくくっておられる受験者もおられますが、短答試験と論文試験では、出題される
不動産鑑定理論の難易は、全くかけ離れています。

 

論文試験をこなされる実力がある方でしたら、短答試験の不動産鑑定理論などは、
入門コースに思えるかもしれません。

 

対して司法書士の試験の幹となる民法と不動産登記法は、一般的には、不動産鑑定理論を
マスターするほどのレベルは不要と思います。

 

ちなみに鑑定士試験にも民法は有りますが、司法書士試験の民法の方が詳細で
緻密な知識が求められます。

 

しかし、それでも、実務に即した問題が出題される鑑定理論の方をインプットし、
かつアウトプットするほうが難易は高いと考えます。
なので、勉強に取り組みやすのは司法書士です。

 

基本的に択一と論述(不動産鑑定士試験で言うところの「論文」と呼ばれるものではない。)であり、
書式(記述)問題は、なじみが一般人にないために、初めは苦労しますが、論文試験に比べれば
対策が立てやすいです。

 

鑑定士の様な論文練習や新制度で新たに加わった計算演習は特に見受けられず、この辺が
受験生の参入を容易にし、資格試験として高い人気を誇る鍵かも知れません。

 

ただ、参入しやすいと言うことは、それだけ周りの受験生も相当な試験対策を施していることが
考えられ、一般的な国家試験の合格ラインが6割から7割程度に設定されているのに対し、
司法書士試験の合格最低ラインは、優に8割を超えます。

 

基本的な法律の勉強をしていれば出来る問題に加え、かなりの法的センスを要求される
推論問題なども見受けられ、単に8割と言っても、クリアーするには、相当な知識、学力が
要求されるのです。

 

また、試験に合格すれば、すぐに資格登録が可能な司法書士に対し、鑑定士登録を
するにあたっては、短答式・論文式に合格してから更に実務研修などが待っているため、
試験に取り組む機関や費用を考えると、不動産鑑定士の方が道のりは長いと言えるでしょう。

 

以上より、不動産鑑定士と司法書士どちらが受かりやすいかと言えば、司法書士と考えます。
いずれにしても、各々超難関資格であることには変わりはありません。

 

なお、司法書士は、近時、簡易裁判所の訴訟代理権が与えられましたが、その収入が
難易度の割には、比較的、低いと言われています。

 

簡易裁判所の訴訟代理権は弁護士がいるので、今後、司法書士が、その分野で、
大きく活躍するには大きなハードルが待ち構えていると言えるでしょう。

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