不動産鑑定士 報酬

不動産鑑定士が行う鑑定評価の報酬はどの程度なの?

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不動産鑑定士が行う鑑定評価の報酬はどの程度なのかご存知ですか?
例えば、風邪を引いて普段よく行く病院の治療費や薬代などは、
おおよそ検討はつきますよね。

 

でも、相続などで、遠方にある不動産の価格がわからなくて、売却ができない
ときなどに、不動産鑑定士に鑑定評価をお願いしたいけど、いくら報酬を支払う
必要があるのか、皆目見当がつかないことは十分起こりうる話です。

 

このように、専門家に仕事を依頼する際に、その専門知識に値札がないことが、
一般の方にとって、最も困ることになるのです。

 

不動産鑑定評価の料金については、通常、不動産鑑定士の属する鑑定業者は
「不動産鑑定報酬基準」を目安にして鑑定料金を定めています。
「不動産鑑定報酬基準」は文字通り、鑑定料金の目安となる指標を定めたものです。

 

さらに言うと、不動産鑑定士の報酬には、@鑑定業者が自ら定めた一般の報酬基準と
A公共事業に係る不動産鑑定報酬基準による報酬とに区分されます。

 

普段、不動産の鑑定評価を依頼された場合の報酬基準は、前者(@)であり、
不動産の類型及び評価額により細分化されているうえ、後者(A)の報酬よりかは、
高い傾向にあるのが一般的です。

 

先ほど、不動産の類型により細分化されていると申しましたが、例えば、評価の対象となる
不動産が「更地」なのか一般住宅のような「自用の建物及びその敷地」なのか、賃貸マンション
のような「貸家及びその敷地」なのか、利用状況により区分されているということです。

 

また、公共事業に係る不動産鑑定報酬基準では、依頼者が官公庁等の公的機関である
場合に、損失補償基準に基づいた報酬を採用しています。

 

ただ、近年では、財政状況のよくない自治体が増えているため、入札が行われることが多く、
鑑定業者は、受注するためにダンピングしてかなりざっくり鑑定報酬を決めている場合が
見受けられます。

 

参考として、以下に不動産鑑定報酬基準の一部を紹介しておきます。
宅地又は建物の所有権の場合、前記@の鑑定業者が自ら定めた一般の報酬基準ですと、

 

1,000万円まで:181,000円 1,500万円まで:196,000円 2,000万円まで:226,000円
2,500万円まで:249,000円 3,000万円まで:264,000円 4,000万円まで:286,000円
5,000万円まで:316,000円 6,000万円まで:346,000円 8,000万円まで:392,000円

 

現在では、業者間の競争の激しい都市部では、お話しましたとおり、この料金よりも
安くなる傾向があります。

 

以前なら、良好な住宅地域に建てられた戸建住宅の鑑定評価の場合ですと、ある鑑定業者は、
「報酬はその土地の評価額に応じて違いますが、一般的な価格を言えば30〜50万くらいです。
書類作成に1〜3週間かかりますので、10万以下でというのは到底無理です」
と強気の対応をしていたものですが、受注するためのダンピングはもやは常識となりつつあるようです。

 

さらに、複数箇所の評価の場合などは、割引を受けやすく、鑑定業者によるかもしれませんが、
了承するという鑑定業者もいれば、それなら他を当たってくれという業者もいるでしょう。

 

評価に対して、1律30万で受けている人もいれば、類型(更地、建物、建物と土地、借地権、
地代、区分マンション等々)や依頼目的に応じて価格を別にしている業者もおられるようです。

 

したがって、もし、あなたが不動産の鑑定評価を依頼することがあれば、こうしてほしいと鑑定士や
業者に打診して、交渉するのも一手です。

 

なお、あなたがどちらの鑑定業者に依頼したらよいかわからない場合には、各都道府県に不動産鑑定士協会
(東京なら東京都不動産鑑定士協会)があるので、お住まいの都道府県の協会に、最寄りの鑑定事務所を
聞いてみてもよいでしょう。

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