不動産 取引 買い付け

不動産の取引で買い付けはタイミングとテンポが大切です。

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不動産の取引で買い付けはタイミングとテンポが大切です。

 

不動産売買を長期に亘って続けていると、おや今日も起こったと言われるような
でき事に遭遇することがおこります。

 

そのような中で1つだけ「買い付け連動症状」というケースをピックアップ
してみることにします。

 

呼び方は私が一方的につけましたが、十分な経験のある方でしたら
一回位は経験したことがあるでき事でしょう。

 

買い付け連動症状とは、「一人買い付けたい人を伴うともう一人買い付けたい人が
現れる」とでもいうべき症状のことです。

 

買い付けたい人がもう一人で間に合うのであれば問題ありませんが、二人、三人という
ことだってありますから問題が生まれます。
私は一年間に最低は1回、こういった事象に遭います。

 

例をあげると、ローンが付きづらいのでキャッシュで購入出来るクライアントを見つけ
出していた借地権付き建物がありました。

 

引き合いはいくつか見受けられましたが、いずれを選んでも申込書を手に入れる迄には
繋がらず、1年近くが過ぎ去ってしまったのです。

 

手間ひまかけたので、そろそろ売却しないとと理解していた矢先、とある不動産業者から、
「購入したいとお考えのクライアントを抱えているものですから、
ほどなく買取申込書を流します」というようなありがたい連絡が入ります。

 

なんとかこれによって買ってもらえるに違いないと活気づいておりましたら、15分ほどした後で
更に1本携帯が鳴りました。

 

「○○不動産なんですけど、近いうちに買い付けを入れさせていただきますから、お力添えを
お願いします」と話されたのでした。

 

1年位も購入者が決まらなかった物件に、同時期に2件のお申し込み(買い付け)をいただくとは。
実際思い通りにならないですよね。
一方、これ以外には、これから申し上げるようなこともありました。

 

8カ月程度売れずに滞留していた、立地条件が容易ではない不動産がありました。
あるユーザーにその家屋をご案内したところ、非常に好感を持って頂きました。
案内の翌々日に相当する火曜日の夕刻には買い入れ申込書をもらったのです。

 

週末の夜の段階で、未だに販売できていないのを見極めていた私は、「よもや前日、今日でこれとは
別に申込書なんて入ってないかも知れない」と思い、申込書をFAXを済ませてからその家屋のオーナーに
連絡したところ、「申し訳ないです、今朝ほど買い付けを頂いてしまっていて。

 

1回断られた顧客らしいんですが、やっぱり購入したいということに変わって。
どうして、ここにきて重なってきたのでしょうかね」という解答が返って来たそうです。

 

このような状況だったら週末の夜に無理矢理でも購入申込書を頂いておけばよかった、
と苦い思いをしてみたものの時すでに遅しとなっていました。

 

買い付け連動症状とは、一回でも購入申込み(買い付け)をして貰うと、これ以外にも
買いたいと希望する人に連動したかのごとく、続けざまに買い入れ申込書が寄り付いてくることです。

 

リーズナブルでどのような人も満足だと感じられる不動産なら、入手したい人が複数出てきても
変な感じがしないわけですが、ある程度難が見られる不動産である場合にもこのようなことが
相応の割合で出現してくるものですから驚きです。

 

これはどうしてだろうと思い、この道20年というベテランに話を聞き及んだのですが、次のような
内容の解答が返ってきたのです。
「くだものが完熟すると臭気を放ってあちこちの方より昆虫を誘引するだろう。

 

それと違いがなくて、不動産もしばらくの間すぎるとちょうど良い売り値まで下落して
値ごろ感がおきるんだと思う。

 

何度も宣伝して物件の知名度が高くなってくと、見込み客にふさわしいカタチで周知される。
わかりやすく言うと、熟した(買いやすい)コンディションを生むというわけです。
それもあって同時進行で何人かのユーザーが購入したいと言い始めるんだと思う。」

 

何とはなしに共感できるたとえ話ではあるといえるでしょう。
こういった事態から言えば理解することが望ましいことは、一度でも「購入したい」という話になれば
時間をかけず前進させるに越した事はないということです。

 

「購入されることを焦らす」というのとは、筋道が基本的には異なってきます。
スムーズに、リズムよく話し合いを前進させて契約に発展させたほうが良いでしょう。
不動産のセールスとはタイミングとテンポアップが大切です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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